フリーランススクールの選び方⁠副業スクールが怪しいか見分ける5基準

フリーランス・副業
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フリーランススクール(副業スクール)とは、フリーランスや副業として仕事を受けられるようになるために、制作のスキルや案件の取り方を学ぶ講座のことです。
学べる範囲と、案件獲得の支援の範囲は、講座ごとに大きく違います。

受講料は数万円の教材から、数十万円の個別指導つきの講座まで幅があります。
国民生活センターのまとめでは、ビジネス講座の契約の平均購入金額は、2025年度で通信販売が64万円、電話勧誘販売が87万円でした。
金額が大きいので、申し込む前に「副業スクール 怪しい」「副業スクール 詐欺」と調べるのは、自然な行動です。

この記事は、講座を見比べるために、契約の前に確かめる基準を5つにまとめました。
教える内容、添削の受け方、案件獲得の支援、講師が今も実務をしているか、続けやすさです。
あわせて、怪しい講座を見分けるために、国民生活センターと消費者庁の情報から確認できることも書いています。

このメディアを運営する株式会社BARDは、ビーフリという案件獲得専門のスクールを運営しています。
記事の後半で、運営元の立場でビーフリを紹介します。

この記事でわかること

  • フリーランススクール・副業スクールの4つのタイプと、自分の目的に合う選び方
  • 講座を比べる5つの基準(教える内容・添削・案件獲得の支援・講師が今も実務をしているか・続けやすさ)
  • 国民生活センターの相談データと、契約前に確かめる4つのこと
  • 「仕事を紹介する」講座の契約と、クーリング・オフの期間
  • 説明会で聞く質問リストと、以前の学習が続かなかった理由の確かめ方
監修
この記事の監修:現役Webディレクター(実務歴3年)/株式会社BARD
監修者自身も未経験からスタートし、Webディレクターとして案件を獲得できるようになりました。
現役のWebディレクターの立場から、講座を選ぶ前に確かめたい点をお伝えします。

フリーランススクール・副業スクールの4つのタイプ

同じ「副業スクール」という名前でも、学べる中身は同じではありません。
この記事では、学べる範囲で次の4つに分けて考えます。
業界で決まった分類ではなく、講座を見比べやすくするための整理です。

タイプ 学べる中心 向いている目的 契約前に見る点
動画教材・オンライン講座型 制作スキルの基礎を、動画や教材で自分のペースで学ぶ 上達、適性を試す、趣味から始める 解約の条件、視聴できる期間、質問できる相手がいるか
制作スキル+添削・個別指導型 制作スキルを、課題の提出と添削、面談で身につける 副業で制作の仕事を受けたい 添削の回数と担当者、卒業後の案件の取り方まで扱うか
案件の紹介・マッチング付き型 学習に加えて、提携先の案件を紹介する 学んだあと、すぐ仕事を受けたい 紹介の条件(種類・件数・報酬)、講座の購入が紹介の条件になっていないか
案件獲得を教える型 営業、提案、継続案件にする進め方、単価の上げ方 スキルはあるが案件が取れない、単価が低い 営業の練習(ロールプレイ・資料の添削)⁠の有無、支援の範囲

制作や進行の技術と、案件を取る営業は、別の技術です。
動画編集やWebデザインがどれだけ上達しても、仕事を依頼してもらう営業をしなければ、収入にはつながりません。
反対に、営業の練習だけをしても、納品できる制作のスキルがなければ、受けた案件をこなせません。
そのため、講座を選ぶときは、制作の学習と営業の練習のどちらを、どこまで扱っているかを分けて見ます。

転職を支援するスクールは就職先の紹介が中心で、副業・独立向けのスクールは案件獲得の支援が中心です。
同じ「スクール」でも目的が違うため、自分の目的と支援の種類が合っているかを先に見ましょう。

分野ごとの講座を比べたい場合は、Webディレクタースクールの選び方、Webデザインスクール、動画編集スクール、プログラミングスクールの各記事で整理しています。
Webデザイン・動画編集・プログラミングの3記事では、各スクールの公式サイトの料金と期間を並べています。

目的別に、先に見る基準

目的が上達や趣味なら、低価格の動画教材で足りることもあります。
仕事にしたいなら、案件獲得の支援があるかどうかで選びましょう。
目的別に、先に見る基準を並べます。
基準の番号は、次の章で説明する5つの基準に対応しています。

目的 先に見る基準 理由
上達・趣味・適性を試す 基準1(教える内容)・基準5(続けやすさ) 学びたい内容が含まれるか、生活に合うペースで続けられるかを確かめる
副業で仕事を受けたい 基準1(教える内容)・基準3(案件獲得の支援) 制作と営業の両方を学べるか、最初の案件を取る支援があるかで、仕事につながるかが分かれる
独立して続けたい 基準1・基準3・基準4(講師が今も実務をしているか) 継続案件と単価まで扱うか、その仕事を今もしている人に相談できるかを確かめる

目的を決めかねている人は、講座を比べる前に、自分がどのタイプかを確かめておくと、基準の優先順位がつけやすくなります。
Webディレクター適性診断は、6問に答えると、向いているかどうかに加えて、どのタイプかが分かります。
フリーランスの仕事のうち、制作を束ねて進める役割を想定した診断です。
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講座を見比べる5つの基準

ノートパソコンの画面に数字とグラフを表示して、講座の条件を比べている様子

次の5つは、講座の公式サイト、カリキュラム、受講規約、契約書面で確認できる項目に絞っています。
口コミの数や掲載順位に頼らず、書面に書かれている内容で比べましょう。

基準1 教える内容(制作だけか、案件の取り方までか)

カリキュラムの一覧で、学習の範囲が次の3段階のどこまで含まれるかを確かめます。

  • 制作……動画編集、Webデザイン、プログラミング、ディレクションなど、仕事の中身を作る技術。
  • 営業と提案……案件の探し方、提案文や営業資料の作り方、商談の進め方。
  • 継続と単価……納品後に継続して依頼をもらう進め方、報告・連絡・相談、見積りと単価の上げ方。

「制作」だけの講座は、仕事を受けるための営業を別に学ぶ必要があります。
「営業と提案」まで入っていれば、最初の案件を取る練習ができます。
「継続と単価」まで入っている講座は、案件を取った後に収入を伸ばす方法も学べます。

確認の仕方は簡単です。
カリキュラム一覧に「営業」「提案」「見積り」「継続」「単価」という語があるかを探し、あれば講義が何本あるか、演習の課題があるかを見ます。
語は載っていても、講義の本数と課題の内容は書かれていないことがあります。
その場合は、説明会でカリキュラムの一覧を見せてもらいましょう。

基準2 添削の回数と担当者

スキルは、課題を出して直しを受け、直して出し直す回数を重ねて身につきます。
そのため、添削は講座ごとの差が出やすい部分です。
見る点は4つあります。

  • 回数……1つの課題につき何回まで添削を受けられるか、月に何回までかなど、上限があるか。
  • 担当者……添削は講師が個別に返すのか、AIや自動採点を使うのか。提出のたびに担当が変わるか。
  • 返却までの日数……提出してから返ってくるまでに、何日かかるか。
  • 質問の場……添削を読んでも分からない点を、面談やチャットで聞けるか。

添削の説明を読んで直せるか、分からない点を同じ担当者に聞けるかも確かめましょう。
添削のサンプルを見せてもらうと、指摘だけが返るのか、直す理由まで説明されるのかを比べられます。

添削の回数が無制限でも、返却に1週間かかれば、次の講義に進むペースが落ちます。
回数、日数、担当者の3つを合わせて比べます。

基準3 案件獲得の支援の範囲

「案件獲得サポートあり」という表記だけでは、中身が分かりません。
支援の中身を、次の3段階で確かめます。

段階 内容の例 説明会で確認すること
1 情報の提供 案件が載っているサイトの紹介、募集情報の共有 案件を探す作業は、自分で行うのか
2 練習と添削 営業資料や提案文の添削、商談のロールプレイ 添削は誰が担当し、いつまで受けられるか
3 実案件までの伴走 提案内容の相談、継続案件への交渉の相談、提携先の案件の紹介 紹介される案件の条件(種類・件数・報酬の決め方)⁠と、案件を取れなかった場合の扱い

支援が「最初の1件を取るまで」なのか、「継続して依頼してもらい、単価を上げるまで」なのかも、あわせて確認します。
1件取れても単発のままだと、新しい案件を探し続ける必要が出てくるためです。

提携先の案件を紹介する講座では、紹介が約束なのか、可能性の説明なのかを、書面で確認します。

基準4 講師が今も実務をしているか(誰が教え、誰が添削するか)

講師の紹介では、今もどの仕事を受けているかを確かめましょう。
自分が学びたい仕事と、講師が現在担当している仕事を照らし合わせます。

  • 現在の仕事……過去の経歴に加えて、現在も制作や営業、案件の進行などを担当しているか。
  • 受講中に関わる人……講師紹介に載っている人が、講義・面談・添削のどこを担当するか。
  • 相談できる仕事の範囲……自分が学びたい仕事の進め方を、実務をしている人に聞けるか。

基準2では添削の受け方を比べ、ここでは教える人の実務と担当範囲を見ます。
講師紹介だけで分からないときは、説明会で誰から何を学べるかを聞きましょう。

基準5 続けやすさ(学習時間と受講・サポートの期間)

仕事や家事と並行して学ぶなら、学習時間の目安を自分の予定と照らし合わせましょう。
受講できる期間と、質問や面談などのサポートを受けられる期間も分けて確かめます。

  • 学習時間の目安……週にどのくらいの学習を想定しているか、自分が確保できる時間と合うか。
  • 受講とサポートの期間……教材を見られる期間、課題を出せる期間、質問や面談を受けられる期間はそれぞれいつまでか。
  • 遅れたときの対応……予定どおりに進まないとき、学習計画を相談する相手と連絡方法が決まっているか。

学習期間の目安だけでは、遅れたときにどの支援を受けられるかまでは分かりません。
説明会では、自分の生活で確保できる時間を伝え、進め方を相談しましょう。

5つの基準の早見表

基準 確認する資料 確認が必要な状態
1 教える内容 カリキュラム一覧 営業・提案・継続・単価の語がない。語はあるが講義の本数と課題が分からない
2 添削 サポート内容のページ、受講規約 回数の上限、担当者、返却までの日数のどれかが書かれていない
3 案件獲得の支援 サポート内容のページ、説明会 「サポートあり」⁠とだけ書かれ、情報提供・添削・伴走のどれか分からない
4 講師が今も実務をしているか 講師紹介、説明会 現在の仕事や、講義・面談・添削の担当範囲が分からない
5 続けやすさ 学習計画、サポート内容のページ、説明会 学習時間の目安、受講とサポートの期間、遅れたときの相談先が分からない

基準に当てはめて、自分の場合を相談してみる

講座を選ぶ前に、今の状況で何から学ぶかを整理したい方は、案件獲得専門スクール「ビーフリ」の無料説明会で、進め方だけ聞いてみるのも1つの方法です。▶ 無料説明会を見てみる
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「副業スクールは怪しい」と感じたときに確認する、公的機関の情報

ビジネス講座に関する相談は増えています。
国民生活センターは2026年9月16日に、AI講座やSNS運用講座などの「ビジネス講座」に関する注意喚起を公表しました。
相談の件数と、契約の平均購入金額は次のとおりです。

ビジネス講座の相談件数と、契約の平均購入金額

年度 相談件数 通信販売の平均購入金額 電話勧誘販売の平均購入金額
2020年度 1,169件 44万円 60万円
2021年度 1,831件 47万円 69万円
2022年度 2,106件 59万円 84万円
2023年度 2,510件 57万円 88万円
2024年度 2,682件 64万円 99万円
2025年度 3,551件 64万円 87万円
2026年度(7月31日まで) 1,121件 48万円 79万円

出典:国民生活センター「ビジネス講座のトラブルにご注意」(2026年9月16日公表)https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260916_3.html(2026年10月22日確認)
PIO-NET(消費生活センター等に寄せられた相談を集めたシステム)の登録分で、2026年7月31日までの数字です。
ビジネス講座全体の件数であり、副業スクールだけの件数ではありません。

相談件数は、2020年度の1,169件から2025年度の3,551件へ、約3倍になりました。
2025年度の同じ期間(7月31日まで)は821件で、2026年度は1,121件です。
2020年度と2025年度を比べると、平均購入金額は通信販売で44万円から64万円、電話勧誘販売で60万円から87万円に上がっています。

公表された相談事例には、「広告や説明会で聞いた内容と、実際の講座の内容が違った」「解約の条件を契約したあとで知った」といったものがあります。
どれも、契約の前に講座の内容と条件を書面で確かめておけば、防ぎやすいものです。
次の4つを確かめておけば、落ち着いて講座を選べます。

契約前に確かめる4つのこと

国民生活センターが公表した問題点とアドバイスをもとに、契約の前に確かめておきたいことを4つにまとめました。

確かめること 確かめ方
1 広告や説明会で聞いた内容が、契約書面にも書かれているか 広告やメッセージ、説明会のメモを残しておき、契約書面と見比べる
2 講座の難易度が、今の自分に合っているか 未経験から始める人向けか、最初にどこから学ぶかを、カリキュラムと説明会で確かめる
3 受講後にできるようになることが、具体的に書かれているか 収入の話だけでなく、提案文を書く、見積りを出すなど、受講後にできるようになる作業が書かれているかを見る
4 解約や返金の条件が、書面に書かれているか 契約の前に、受講規約の解約・返金の条文を読む

根拠:国民生活センターが公表した問題点とアドバイスをもとに、この記事で整理しました。
出典:国民生活センター https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260916_3.html(2026年10月22日確認)

書面だけで分からないことは、説明会で質問して確かめましょう。
質問への答えが、カリキュラムや受講規約の内容と合っているかも見ておくと安心です。

「仕事を紹介する」講座の契約と、クーリング・オフ

契約したあとに見直したくなったときに使える制度も、先に知っておくと安心です。

消費者庁の逐条解説に基づくと、業務提供誘引販売取引は、事業者が提供・あっせんする仕事で利益が得られると誘い、商品購入や役務の対価などの負担をさせる取引です。
例として、パソコン研修で身につけた技能でデータ入力の在宅ワークを紹介する取引が挙げられます。

どの類型に当たるかは、契約の内容と勧誘の方法で決まります。
判断が難しいときは、次に説明する相談先に聞きましょう。

クーリング・オフは、契約を結んだあとでも、一定の期間なら無条件で契約を解除できる制度です。
期間は、取引の種類によって違います。

取引の種類 クーリング・オフの期間
訪問販売、電話勧誘販売 法定の申込書面または契約書面のうち、先に受け取った日から8日間
特定継続的役務提供(エステ、美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介サービス) 法定の契約書面を受け取った日から8日間
連鎖販売取引 法定の契約書面を受け取った日から20日間(再販売する商品を買う契約で、商品の引渡しが書面より後の場合は、最初の引渡しの日から)
業務提供誘引販売取引 法定の契約書面を受け取った日から20日間
通信販売 制度なし。商品の返品と講座などの役務の解約は分けて確認する

出典:国民生活センター「クーリング・オフ」https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html / 消費者庁「特定商取引に関する法律の解説」第5章 業務提供誘引販売取引 https://www.no-trouble.caa.go.jp/pdf/20230601la03_09.pdf(いずれも2026年10月22日確認)

ネット広告を見て自分で申し込む通信販売の形は、クーリング・オフの制度がありません。
商品の返品について特約がある場合は特約に従います。
特約がない場合、商品を受け取った日を含めて8日以内なら返品できますが、返品費用は消費者の負担です。
この商品の返品のルールと、講座などの役務の解約は別です。
講座は、申し込む前に受講規約などで解約条件を確認しましょう。

クーリング・オフには適用の条件や対象外の場合があります。
起算日と期間は、上の表のように取引の種類ごとに確認しましょう。
書面の記載に不備があるときは、期間を過ぎてもできる場合があります。
2022年6月1日からは、書面のほか、メールなどの電磁的記録でも通知できます。
クレジット契約をしている場合は、販売会社とクレジット会社に同時に通知します。

迷ったときの相談先

消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、お住まいの地域の消費生活センター等を案内してもらえます。
契約する前の、迷っている段階でも相談できます。

申し込むときは、広告や説明会の案内、メッセージのやり取り、申込画面、契約書面、支払いの記録を残しておくと、あとで内容を確かめたいときに役立ちます。

COO代行の講座についても、同じ観点で書いた記事があります。COO代行スクール・養成講座の選び方|怪しい高額講座の見分け方もあわせてご覧ください。

以前に通って続かなかった人へ

以前にスクールに通って、続かなかった、または案件が取れなかった人もいます。
通ったこと自体が悪かったとは限りません。
選んだ講座が、自分の目的に合う範囲を扱っていなかった場合があります。

次に選ぶときは、続かなかった理由を3つに分けて、基準に当てはめます。

続かなかった理由 次に確認する基準
内容が合わなかった 制作は学べたが、案件の取り方は学べなかった場合は、基準1(教える内容)⁠と基準3(案件獲得の支援)
進め方が合わなかった 質問や添削が受けにくかった場合は、基準2(添削)⁠と、説明会の質問リスト
生活と両立できなかった 学習時間が確保できなかった場合は、基準5(続けやすさ)⁠の学習時間の目安と、遅れたときの対応

「難しそうで、自分にはできないかもしれない」と感じている人もいます。
ビーフリでは、初心者向けの講義とサポートを用意しています。

独学とスクールを、同じ項目で比べる

比べる項目 独学 スクール
費用 書籍や教材の費用で済み、安く始められる 講座ごとの受講料がかかる
期間 自分のペースで進められる。終わりを決めないと長引くことがある カリキュラムの期間が決まっている。時間の確保が必要
質問できる相手 自分で調べるか、SNSなどで探す 講師や担当者に聞ける講座がある。回数と時間は講座で違う
案件獲得 案件の探し方も、提案の仕方も自分で調べる 支援の範囲は講座で違う。基準3で確認する

独学は費用を抑えられ、基礎の確認や適性を試す段階には向いています。
ただし、独学では判断材料が自分の感触しかないため、作ったものや提案が実務で通るかは、実際にその仕事をしている人に見てもらう必要があります。
独学の進め方はWebディレクターは独学でなれる?で書いています。

講座を選ぶ前の段階を知りたい方は、未経験からでもフリーランス・副業で稼ぐ完全ロードマップと、Webディレクターで稼ぐには?が参考になります。
独立の手順はWebディレクターはフリーランスで稼げる?にまとめています。

説明会で聞く質問リスト

白紙のノートとペン。説明会で聞く質問を書き出して準備する

入会してから「思っていたのと違う」と感じることを減らすために、無料説明会や個別相談では、次の点を聞きましょう。
答えはメモに残し、可能ならメールや書面でも受け取ります。

  • 学ぶ内容……カリキュラムの一覧(講義の本数、営業・提案・継続・単価が入っているか)を見せてもらえますか。受講中に作る課題は、実際の案件に近い内容ですか。
  • 添削とサポート……添削は1つの課題につき何回まで受けられ、誰が担当しますか。質問は、どの方法で、何時まで受け付けていますか。サポートの期間はいつまでで、期間が終わったあとの質問はできますか。
  • 続けやすさ……週に何時間の学習を想定していますか。仕事や家事と並べて続けるときの目安を教えてください。進みが遅れたとき、計画を組み直す面談はありますか。
  • 案件獲得の支援……営業の練習と案件の紹介は、それぞれどこまで支援しますか。支援は最初の1件までですか、継続して依頼を受けるところまでですか。卒業した人は、どのような案件を、どのような方法で取っていますか。

質問への答えが、カリキュラムや受講規約などの書面の内容と合っているかも、あわせて確かめましょう。

5つの基準で見るビーフリ

ここまでの5つの基準に、ビーフリを当てはめます。
ビーフリは、このメディアを運営する株式会社BARDのスクールです。
内容は公式サイトの記載と、運営元で確認した事実に基づきます(2026年10月22日確認)。

基準 ビーフリの場合
1 教える内容 制作の基本(Layer0)、案件獲得の営業(Layer1)、継続案件化と単価アップ(Layer2)⁠に分かれる。学ぶ範囲はプランによって異なり、カスタムプランはLayer0の必要な部分とLayer1、スタンダードプランはLayer2まで学ぶ。講義は190本。コースはWebディレクターとCOO代行の2つ
2 添削 提出した課題は、回数の制限なく添削を受けられる。添削を読んでも分からない点は、現役のフリーランスとのマンツーマン面談で相談できる。営業資料の添削を受けられる
3 案件獲得の支援 営業資料の添削、商談のロールプレイ、継続案件への交渉まで、現役のフリーランスが支援する。カスタムプランにも営業支援がつく
4 講師が今も実務をしているか 現役のフリーランスとのマンツーマン面談で相談できる。講義・面談・添削のそれぞれを誰が担当するかは、説明会で確認する
5 続けやすさ 学習期間の目安は6〜9ヶ月。担当サポーターと専用チャットで連絡を取り、最初の2週間の学習計画から一緒に作る。自分に必要な学習時間、受講とサポートの期間、遅れたときの対応は説明会で相談する

入学は面接制です。
無料相談、入学面接、受講開始面談の順に進み、学習期間の目安は6〜9ヶ月です。
受講生ごとに担当のサポーターがつき、専用のチャットで連絡を取れます。

ビーフリ(案件獲得専門スクール)

制作スキルそのものより、案件の取り方、継続案件にする進め方、単価の上げ方を扱います。
スタンダードプランでは、案件獲得をスタートラインに、その先の継続・単価アップで「稼げるフリーランス」になるところまで、1対1で伴走します。
入学は面接制です。

案件の獲得や収入を確約するものではありません。

ビーフリが向いている人、合わない人

向いている人 合わない人
制作のスキルはあるが、案件の取り方が分からない 目的が上達や趣味で、低価格の動画教材で足りる人
案件は取れているが、継続や単価に課題がある 就職・転職先の紹介が目的の人(案件獲得を扱うスクールとは目的が違うため、転職支援を掲げる講座と比べる)
営業の練習と添削を受けながら、1対1で進めたい 短期間で終えたい人(学習期間の目安は6〜9ヶ月)
面接で、目標と講座の内容が合っているかを確かめてから入りたい 面接なしで、すぐに入学したい人(面接制のため、誰でも入学できるわけではない)

副業として続けたい人も、独立を目指す人も、学ぶ範囲はプランによって異なります。
予定に合わせて受講できます。

「それでも不安」という方へ

机の上のノートパソコン。オンラインの説明会や個別相談に参加できる

お金の不安……学びたい内容が含まれ、必要な支援を受けられるかを見て判断しましょう。
説明会では、自分の目標を伝えて、学ぶ範囲とサポートの範囲を相談できます。

時間の不安……学習期間の目安は6〜9ヶ月です。
仕事と並行して進める人も、予定に合わせて受講できます。
進み方は、担当のサポーターと最初の2週間の学習計画から一緒に作ります。

自信の不安……初心者向けの講義とサポートを用意しています。
分からない点は、添削と、現役のフリーランスとのマンツーマン面談で解消します。
面接は、目標とビーフリの内容が合っているかを確認する場です。

無料説明会に申し込む(無料)

オンライン・60分・個別/無理な勧誘はありません。
入学面接で、目標とビーフリの内容が合っているかを確認します。

よくある質問

副業スクールに通う意味はありますか?

目的で変わります。
上達や趣味が目的なら、低価格の動画教材で足りることもあります。
仕事にしたいなら、制作に加えて営業の練習と案件獲得の支援があるかで選ぶと、通う意味が出やすくなります。

未経験でも、仕事をしながら通えますか?

通えます。
オンラインで、夜間や週末に学べる講座は多くあります。
ビーフリも、予定に合わせて受講できます。
学ぶ範囲はプランによって異なります。
学習時間の目安は、説明会で確認しましょう。

学習が予定より遅れたときは、何を確認すればよいですか?

受講できる期間と、質問や面談を受けられる期間を分けて確認しましょう。
担当者に今の進み具合と確保できる時間を伝え、学習計画を相談できるかも確かめます。

契約したあとに、やめたくなったらどうなりますか?

契約の種類で変わります。
訪問販売や電話勧誘販売、業務提供誘引販売取引などはクーリング・オフの制度がありますが、通信販売には制度がありません。
取引別の期間と起算日は、上の公的機関の情報の表で確認できます。
迷ったときは、消費者ホットライン188で相談できます。

教育訓練給付金は、どの講座でも使えますか?

厚生労働大臣が指定した講座だけが対象です。
講座名を教育訓練講座検索システムで調べ、受給の要件は管轄のハローワークで確認します。

費用の一部が戻る制度もあります。
教育訓練給付金は、厚生労働大臣が指定した講座を修了したときに、教育訓練経費の一部が支給される制度で、専門実践・特定一般・一般の3種類があります。
令和6年10月以降に開講する講座では、一般教育訓練が経費の20%(上限10万円)、特定一般教育訓練の基本の給付が40%(上限20万円)、専門実践教育訓練の基本の給付が50%(年間上限40万円、受講中6か月ごとに支給)です。
資格取得等をし、かつ修了後1年以内に雇用保険の被保険者として雇用されるなどの条件を満たすと追加の給付があり、特定一般は合計50%(上限25万円)、専門実践は合計70%(年間上限56万円)になります。
専門実践は、さらに修了後の賃金が受講開始前より5%以上上昇するなどの条件を満たすと、合計80%(年間上限64万円)になります。
対象は指定を受けた講座だけです。
講座名を教育訓練講座検索システムで調べ、受給の要件は管轄のハローワークで確認しましょう。

出典:厚生労働省「教育訓練給付金」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html(2026年10月22日確認)

信頼できるスクールを見分けるには、何を見ればよいですか?

教える内容、添削の受け方、案件獲得の支援、講師の現在の実務、続けやすさを見ます。
公式サイトやカリキュラムで分からない点は、説明会で具体的に聞きましょう。

まとめ

  • 講座は、教える内容・添削・案件獲得の支援・講師が今も実務をしているか・続けやすさの5つの基準で比べる
  • 「案件獲得サポートあり」は、情報の提供、練習と添削、実案件までの伴走のどれかを確かめる
  • 国民生活センターのビジネス講座の相談は、2020年度の1,169件から2025年度の3,551件へ増えている
  • 怪しいと感じたときは、国民生活センターの情報をもとに整理した、契約前に確かめる4つのことを見る
  • クーリング・オフの期間は取引の種類で違い、通信販売には制度がない。迷ったときは188へ
  • 説明会では、学ぶ範囲と支援の範囲が自分の目的に合うか、生活と両立して続けられるかを相談する

参考にした公的情報・公式情報(いずれも2026年10月22日確認)
国民生活センター「ビジネス講座のトラブルにご注意」(2026年9月16日公表)https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260916_3.html
国民生活センター「クーリング・オフ」https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html
消費者庁「特定商取引に関する法律の解説」第5章 業務提供誘引販売取引 https://www.no-trouble.caa.go.jp/pdf/20230601la03_09.pdf
厚生労働省「教育訓練給付金」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
ビーフリ公式サイト https://bardofficial.com/befree/

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