キッズダンススクールの選び方月謝相場と1年目の総額、3社比較

スポーツ・体を動かす公開 2026-10-08まなびの選び方編集部

本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。掲載する料金・サービス内容は公式サイトの公開情報を2026年9月に確認したものです。

この記事で紹介しているサービス

サービス名向いている人公式サイト
DANCE ACADEMY EYS-Kids向いている家庭: 同じ年頃の仲間と踊らせたい家庭。毎週同じ曜日に通える家庭。発表の場の参加費と衣装代は公式サイトに記載がないため、体験のときに確認してください。詳細を見る
NAYUTAS向いている家庭: 人前で踊ることに抵抗がある子。短い25分から始めたい未就学児。入会金は料金ページに記載がなく、校舎管理維持費などの別途費用も金額が校舎ごとに異なるため、体験のときに総額を確認してください。詳細を見る
スポともダンス向いている家庭: 近くに子ども向けの教室がない家庭。送迎の時間が取れない家庭。料金は年齢共通の表なので、子どもの場合の時間や回数の組み方は電話カウンセリングで相談してください。公式サイト
この記事の目次
  1. キッズダンススクールとは?何歳から通えるか
  2. 子ども向けのジャンルと、最初の1つの選び方
  3. 月謝の相場と、1年目にかかる総額
  4. 発表会・衣装・イベントなど、月謝以外にかかるお金
  5. 教室を選ぶ手順と、体験レッスンで見る点
  6. キッズダンススクール3社の比較
  7. 向かない家庭と、申し込み前の注意点
  8. よくある質問
  9. まとめ

子どものダンススクールは、多くの教室が3歳から4歳を受け入れの下限にしています。
月謝は通学のグループで月額7,700円から10,450円前後、マンツーマンだと月額1万円台から2万円台でした(いずれも税込・公式サイトで確認した値)。
ただし保護者が見るべきなのは月謝より「1年目の総額」と「発表会など月謝の外にあるお金」です。
この記事では、始める年齢、ジャンル、料金、追加費用、通学とオンラインの違い、3社の比較を、子どもと保護者の目線で並べます。

この記事でわかること

  • キッズダンススクールが何歳から通えるか(各社の公式表記)
  • 子ども向けのジャンルと、最初の1つを決める順番
  • 月謝の相場と、入会金を含めた1年目の総額の試算
  • 発表会・衣装・イベントなど、月謝以外にかかるお金と聞き方
  • 通学・オンライン・出張の違いと、家庭ごとの向き不向き
  • 公式サイトで料金を確認できた子ども向け3社の比較

キッズダンススクールとは?何歳から通えるか

キッズダンススクールとは、幼児から小学生、教室によっては中学生までの子どもを対象に、ヒップホップやジャズなどのダンスを年齢別のクラスや個人レッスンで教える教室です。
大人向けのスクールが子どもクラスを併設している場合と、子ども専門で運営している場合があります。
どちらも看板は「キッズダンス」ですが、クラスの分け方や料金の決まり方が違います。

保護者からよく出る最初の疑問は「何歳から通えるのか」です。
答えは教室が決めていて、国や団体が統一の基準を出しているわけではありません。
編集部が公式サイトで確認した受け入れ年齢は次のとおりです。

スクール子どもの受け入れ(公式サイトの表記)運営の形
DANCE ACADEMY EYS-Kids3歳から小学校高学年まで。未就学児(年少・年中・年長)と小学校の低・中・高学年の区分。料金ページの区分は幼稚園・保育園児と小学生から高校生子ども専門のスタジオ。全国43スタジオ
ETCダンススクールリトル会員は3歳から6歳の未就学児、キッズ会員は小学1年から6年東京中心に全10校のダンススタジオ(グループのクラス制)
エイベックス・ダンスマスターリトルキッズは4歳から小学2年生、レギュラーは中学生以上フィットネスクラブなどの併設教室。全国約200箇所
NAYUTAS幼児から小学生、中学生、高校生から大人で料金表を分けている完全マンツーマン。全国100校以上
スポともダンス未就学児から70代までが受講していると記載オンラインと出張のマンツーマン

出典: DANCE ACADEMY EYS-Kids https://www.eys-kids.com/art-college/dance/ (2026年10月9日確認)/ETCダンススクール https://www.e-t-c.net/price/ /エイベックス・ダンスマスター https://dancemaster.avex.jp/ /NAYUTAS https://dance.nayutas.net/price/ /スポともダンス https://spotomo.com/dance/ (いずれも2026年10月9日確認)

下限は3歳から4歳に集まっています。
理由として考えられるのは、45分から60分のレッスンのあいだ、保護者から離れて講師の指示を聞いていられるかどうかです。下限の年齢に達していることと、その子が今そのレッスンについていけることは別なので、年齢表記だけで決めず、体験レッスンで確かめてください。

年齢ごとの始めどき

未就学のうちは、振り付けを覚えるより、音に合わせて体を動かすこと自体が中心になります。
EYS-Kidsは幼稚園・保育園児向けのクラスを「キッズリズムダンス」とし、小学生以上でジャンル別のクラスに分けています。
名前が変わるのは、教える中身が変わるからです。

小学校の低学年は、同じ年頃の子と並んで踊るクラス制に入りやすい時期です。
中学年から高学年になると、ジャンルを選ぶ、上のクラスを目指す、発表会で前列に立つ、といった目標を子ども自身が持ち始めます。
中学生になると部活動や塾との両立が課題になり、通える曜日が限られてきます。何歳で始めるかより、その年齢で週に何回、何曜日に通えるかを先に決めたほうが、続くかどうかの見通しが立ちます。

年齢の目安について、国が示している資料もあります。
文部科学省の幼児期運動指針(平成24年3月策定)は、3歳から6歳の小学校就学前の子どもを対象に、毎日合計60分以上、楽しく体を動かすことが望ましいとしています。
これは家庭や園での遊びも含めた1日の身体活動の量の話で、ダンス教室に通い始める年齢を勧めたものではありません。
週1回のレッスンだけで60分を満たすことにはならない点も、あわせて押さえておいてください。

出典: 文部科学省「幼児期運動指針」 https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/undousisin/1319771.htm (2026年10月9日確認)

学校の授業でダンスを習う時期との関係

文部科学省は2008年(平成20年)3月28日に中学校学習指導要領の改訂を告示し、中学校の保健体育で武道とダンスを含むすべての領域を必修にしました。
授業のダンスは「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」で構成されています。
スクールで習うヒップホップやK-POPは、このうち「現代的なリズムのダンス」に近い位置づけです。

出典: 文部科学省「武道・ダンス必修化」 https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1330882.htm (2026年10月9日確認)

「授業についていけるように」という理由で習わせる家庭もありますが、授業とスクールは目的が違います。
授業は表現やリズムの取り方を全員で経験するもので、スクールは特定のジャンルの動きを積み上げていく場です。
授業の準備として通わせるなら、振り付けの数をこなすより、リズムに合わせて体を動かすことに慣れる初級のクラスで十分です。
子どもが「もっと踊りたい」と言い出したら、そこからジャンルを決めても遅くはありません。

子ども向けのジャンルと、最初の1つの選び方

子ども向けのクラスで扱われるジャンルは、教室によって数が大きく違います。
EYS-Kidsは小学生以上でHIP-HOP、Jazz、ブレイク・アクロバット、コンテンポラリー、ハウス、ロック、テーマパーク、チアの8ジャンル、未就学児はキッズリズムダンスです(2026年10月9日確認)。
スポともダンスはK-POP・HIPHOP・KIDSなど他20ジャンルに対応すると記載しています。

ジャンルレッスンで多く時間を使うこと子どもに選ぶときの目安
キッズリズムダンス音に合わせて手をたたく、跳ぶ、止まるなどの基本動作未就学児の最初のクラスとして置かれていることが多い
ヒップホップアップとダウンのリズムの取り方と、ステップの型ジャンルに迷ったときの最初の選択肢。初級クラスを置く教室が多い
ジャズ姿勢、体幹、ストレッチ、腕と脚のライン体の柔らかさや姿勢を伸ばしたいとき
チア隊形とそろえること。チーム単位の練習仲間と一緒に1つの演技を作るのが好きな子
K-POP特定の曲の振り付けを覚え、隊形や表情まで仕上げる踊りたい曲がすでに決まっている子
ブレイク・アクロバット床を使う動き。手や膝で体を支える体力があり、受け身の練習から入れる子。保護具の有無を確認
テーマパークダンス笑顔、目線、手先まで含めた見せ方人前で見せることを楽しめる子

出典: 各スクールのジャンル紹介(DANCE ACADEMY EYS-Kids https://www.eys-kids.com/art-college/dance/price/ 2026年10月9日確認/スポともダンス https://spotomo.com/dance/ 2026年10月9日確認)。
レッスンの中身は編集部が各社の説明を整理したものです。

最初の1つは、子どもが「これを踊りたい」と言っている曲やジャンルがあればそれを優先します。
特に決まっていなければ、ヒップホップかキッズリズムダンスのように基本の動きを広く扱うクラスから入るのが無理のない順番です。
ジャンルを決めきれないときは、そのスクールがいくつのジャンルを扱っているかを先に見てください。
扱いが多いほど、合わなかったときに教室を変えずにクラスだけ移れます。

K-POPを踊りたいという子は増えていますが、子ども専門のEYS-Kidsの公式ジャンルにはK-POPの記載がありません(2026年10月9日確認)。
K-POPを扱う教室の探し方と料金はK-POPダンススクールの選び方にまとめています。
こちらは大人の受講も含めた記事なので、子どもが通えるクラスがあるかは各教室の年齢区分で確認してください。

月謝の相場と、1年目にかかる総額

子ども向けの月謝を決めるのは、ジャンルではなくレッスンの形と1回の長さです。
グループのクラス制か、講師と1対1のマンツーマンかで、同じ月4回でも金額が倍近く変わります。
公式サイトで子ども向けの料金を確認できたものを並べます。

スクール形子ども向けのプラン月額(税込)
ETCダンススクールグループリトル会員(3歳から未就学児)週1回7,700円
ETCダンススクールグループキッズ会員(小学1年から6年)週1回/週2回/週3回8,200円/13,200円/16,100円
DANCE ACADEMY EYS-Kidsスタジオのクラス(固定制)年40回10,450円から
NAYUTASマンツーマン幼児から小学生 1回25分・月4回13,200円
NAYUTASマンツーマン幼児から小学生 1回50分・月2回/月4回12,100円/22,000円
NAYUTASマンツーマン中学生 1回50分・月2回/月3回/月4回14,300円/18,150円/23,100円
スポともダンス出張・スタジオのマンツーマン1回50分・月2回/月3回/月4回(年齢共通)13,200円/19,250円/25,300円

出典: ETCダンススクール https://www.e-t-c.net/price/ /NAYUTAS https://dance.nayutas.net/price/ /スポともダンス https://spotomo.com/dance/price/ (いずれも2026年10月9日確認)/DANCE ACADEMY EYS-Kids https://www.eys-kids.com/art-college/dance/price/ (2026年10月9日確認)。
EYS-Kidsは金額がスタジオによって変わると記載しています。
スポともダンスのスタジオレッスンは、公式サイトが税抜12,000円・17,500円・23,000円と税込13,200円・19,250円・25,300円を併記しています。

スポともダンスのオンラインは、公式サイトに月額7,700円と書かれていますが、税込か税抜かの表記がありません。
上の表の税込の列には入れていません。
月額7,700円を12か月続けた金額は92,400円で、税の扱いが分からないまま使う参考値です。

グループのクラス制は、ETCダンススクールのキッズ会員の週1回で月額8,200円、EYS-Kidsで月額10,450円からでした。
マンツーマンになると、NAYUTASの幼児から小学生の50分・月4回で月額22,000円、スポともダンスの50分・月4回で月額25,300円です。子どもの習い事としてのダンスは、通学のグループなら月1万円前後、マンツーマンなら月2万円台と見ておくと、候補を絞りやすくなります。

NAYUTASが幼児から小学生向けに1回25分のレッスンを用意している点も見ておきたいところです。
小さい子にとって50分は長く、途中で集中が切れることがあります。
25分・月4回なら月額13,200円で、1回あたりは3,300円です(編集部が月額を回数で割った参考値)。
最初は短い時間で慣らし、続けられそうなら50分に移すという使い方ができます。

1年目の総額の試算

月謝だけで比べると、入会金や入会時の物品代が抜け落ちます。
1年目は「入会金+入会時の費用+月謝×12か月」で比べてください。
公式サイトで金額が分かる範囲で、編集部が試算しました。

ケース入会時にかかるもの(税込)月謝×12か月(税込)1年目の合計
ETCダンススクール キッズ会員 週1回入会金5,500円+入会キット費3,850円98,400円107,750円
ETCダンススクール リトル会員 週1回入会金5,500円+入会キット費3,850円92,400円101,750円
DANCE ACADEMY EYS-Kids 年40回入会金17,000円125,400円142,400円
NAYUTAS 幼児から小学生 25分・月4回料金ページに入会金の記載なし。校舎管理維持費などの別途費用が校舎ごとに異なると記載158,400円158,400円+校舎ごとの費用
NAYUTAS 幼児から小学生 50分・月4回同上264,000円264,000円+校舎ごとの費用

出典: 各社公式サイトの料金ページ(URLは前掲。
いずれも2026年10月9日確認)。
合計は編集部の試算で、発表会・衣装・シューズ・交通費は含みません。
EYS-Kidsは月謝を12か月払う前提で計算しています。

EYS-Kidsは年40回で月謝を12か月払う前提にすると、1回あたりは約3,135円になります。
ETCダンススクールの週1回は月に4回から5回なので、1回あたりではETCのほうが下がります。
ただしEYS-Kidsは通えなかった回を無料の補講に回せると記載していて、休んだ回が消えにくい仕組みです。1回あたりの安さと、休んだ回が無駄にならない仕組みは、別々に見て比べてください。

公的な調査で見る、子どもの習い事の予算

習い事全体にいくら使っているかは、文部科学省の令和5年度子供の学習費調査で分かります。
この調査は、学習塾や通信教育などの「補助学習費」と、スポーツや芸術、外国語会話などの「その他の学校外活動費」を分けて集計しています。
調査の区分の定義では、音楽、舞踊、絵画などを習うために支出した経費が「芸術文化活動」に入ります。
下の表の金額は、どちらも1年間(年額)の平均です。

区分その他の学校外活動費うち芸術文化活動
公立幼稚園 3歳36,708円4,331円
公立幼稚園 5歳81,423円17,115円
公立小学校平均144,004円33,708円

出典: 文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」調査結果の概要 表5・表7 https://www.mext.go.jp/content/20260116-mxt_chousa01-000039333_3.pdf 、調査の概要(区分の定義) https://www.mext.go.jp/content/20260116-mxt_chousa01-000039333_2.pdf 、結果ページ https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00002.html (令和6年12月25日公表、令和8年1月16日に数値訂正のため差替。
2026年10月9日確認)

この平均には習い事をしていない家庭も分母に入っているため、実際に払っている家庭の負担は表より高くなります。
それでも目安にはなります。
公立小学校の「その他の学校外活動費」の平均は年144,004円で、EYS-Kidsの1年目の試算142,400円とほぼ同じ額です。通学型のダンスを1つ始めると、習い事の平均的な年間予算をそれだけで使う計算になります。
水泳や英語と掛け持ちする家庭は、ダンスを足した後の合計で家計を見てください。
小学生の習い事全体の予算の組み方は小学生の習い事の費用相場と選び方で学年別に整理しています。

発表会・衣装・イベントなど、月謝以外にかかるお金

子どものダンスで保護者が後から驚きやすいのは、月謝の外にある費用です。
代表的なのは発表会の参加費、衣装代、チケットの購入、コンテストやイベントの出場費、シューズやウェアです。
教室によっては、入会時にTシャツやバッグなどのセットを買う形になっています。
ETCダンススクールは3歳から小学生に入会キット費3,850円(税込)を設定していました(2026年10月9日確認)。

発表の場の頻度は、公式サイトに書かれていることがあります。
EYS-Kidsは3か月ごとに発表の場を設けていると記載し、開催回数は状況により異なると注記しています(2026年10月9日確認)。
一方で、発表会の参加費や衣装代の金額は、編集部が参照した各社の料金ページ(ETCダンススクール、EYS-Kids、NAYUTAS、スポともダンス)には記載がありませんでした。発表会の費用は、ほとんどの教室で「体験のときに口頭で聞く」しかない項目です。

体験のときに聞くこと

  • 発表会は年に何回あるか。参加は任意か、全員参加か
  • 発表会1回あたりの参加費と、衣装代は別か込みか。衣装は買い取りかレンタルか
  • 保護者席のチケットは買う必要があるか。1枚いくらで、何枚まで買えるか
  • 発表会前に追加の練習日や特別レッスンがあるか。その費用はいくらか
  • コンテストやイベントへの出場は選抜制か、希望制か。出場費と交通費は誰が負担するか
  • 指定のTシャツ、シューズ、バッグなど、買わなければならない物はあるか

この6つを聞いておけば、1年目の総額の試算に発表会関連の費用を足せます。
質問はメモにして持っていくと、体験の後に複数の教室を同じ条件で比べられます。
子どもが体験レッスンを受けているあいだに、保護者が受付で聞く形にすると時間も無駄になりません。

発表会は、子どもにとっては目標になり、保護者にとっては成長を見る機会になります。
費用がかかること自体は悪いことではありません。
大事なのは、出るか出ないかを家庭で選べるかどうかと、金額を事前に知ったうえで決められるかどうかです。
全員参加の教室なら、その費用は実質的に月謝の一部として計算してください。

保護者の時間という見えにくいコスト

お金のほかに、保護者の時間もかかります。
未就学児や低学年は送迎が要ることが多く、レッスンが50分でも、移動と待ち時間を入れると往復で2時間近くになることがあります。
発表会の前には衣装の準備や、髪型を整える手伝いが入る教室もあります。
きょうだいがいる家庭では、下の子を連れて待つ場所があるかも確認したい点です。
送迎の負担が重いと、子どもが続けたくても家庭の側で続けられなくなります。
教室を選ぶときは、自宅からの距離と、レッスンが終わる時刻を照らし合わせてください。

教室を選ぶ手順と、体験レッスンで見る点

候補が多くて決められないときは、次の順番で進めると、体験の申し込みまで迷わずに進めます。

  1. 通える曜日と回数を決める。週1回か、週2回以上か。習い事の掛け持ちや塾との兼ね合いもここで見る
  2. 送迎できる範囲を決める。徒歩、自転車、車、公共交通のどれで通うか
  3. レッスンの形を決める。仲間と踊るグループか、1対1のマンツーマンか、自宅で受けるオンラインか
  4. 候補を3つに絞り、月謝・入会金・入会時の費用から1年目の総額を出す
  5. 体験レッスンを2つ以上受け、発表会など月謝以外の費用を聞く
  6. 子どもの反応と家庭の負担の両方を見て決める

子どもの様子で見ること

体験レッスンでは、子どもが上手に踊れたかより、レッスンのあいだ楽しそうにしていたか、終わったあとに「また行きたい」と言うかを見てください。
初めての場所では固まってしまう子もいます。
1回目で判断しきれないときは、別の日にもう一度様子を見る選択肢もあります。
体験の回数や料金は教室ごとに違うので、2回目が受けられるかも聞いておくと安心です。

保護者が見ること

保護者の側では、講師の声かけ、クラスの人数と年齢の幅、スタジオの床と広さを見ます。
EYS-Kidsは床に身体に優しいクッションフロア(ユニットフロア)を採用していると記載しています(2026年10月9日確認)。
跳ぶ動きが多いジャンルでは、床の硬さは足腰への負担に関わるので、ほかの教室でも体験のときに見ておきたい点です。
クラスの人数が多いと、1人の子が講師に見てもらえる時間は短くなります。
逆に人数が少なすぎると、発表会のような場面で踊る仲間が足りないこともあります。

振替と休会の条件も、続けやすさに直結します。
子どもは発熱や学校行事で休むことが多く、休んだ回がそのまま消える教室と、別の日に振り替えられる教室では、1年間に受けられる回数が変わります。
EYS-Kidsは曜日と時間を固定する形で、通えなかった回を無料の補講に振り替えられると記載しています。
休会できるか、休会中に費用がかかるかは、公式サイトに書いていない教室が多いので、体験のときに「行けない月は月謝がどうなりますか」と聞いてください。

3歳から小学校高学年まで、年齢別のクラスで習わせたい場合は、子ども専門のスタジオの体験から始めると比べる基準ができます。

EYS-Kidsの無料体験を公式サイトで見る

通学・オンライン・出張の違い

子どものダンスは通学のクラスが中心ですが、近くに教室がない家庭や、送迎の時間が取れない家庭には、オンラインと出張という選択肢もあります。
スポともダンスは、ビデオ通話のオンラインレッスンと、講師が来る出張レッスンの両方をマンツーマンで提供しています。
オンラインは月額7,700円で、LIVEレッスン月1回30分とアドバイス動画月6回のプラン、またはLIVEレッスン月2回30分のプランです(2026年10月9日確認、税込・税抜の表記なし)。

形保護者の負担子どもにとっての違い向いている家庭
通学(グループ)送迎と待ち時間。発表会の準備同じ年頃の仲間と踊れる。発表の場がある教室が多い通える範囲に教室があり、送迎の時間を取れる
通学(マンツーマン)送迎と待ち時間講師が1人を見る。進み方を子どもに合わせやすい人前が苦手な子、特定の曲や技を練習したい子
オンライン通信環境と場所の準備。小さい子は横で見守る自宅で受けられる。画面越しなので細かい修正は伝わりにくい近くに教室がない。まず家で試したい
出張場所の確保。レンタルスタジオ代がかかる場合がある対面で1対1。きょうだいや友達と一緒に受けることも相談できる送迎が難しい。自宅や近所で受けたい

出典: スポともダンス https://spotomo.com/dance/ 、料金 https://spotomo.com/dance/price/ (2026年10月9日確認)。
形ごとの負担と違いは編集部が整理したものです。

オンラインで小さい子が受ける場合は、全身が映る距離、跳んでも下の階に響きにくい床、音を出せる時間帯の3つが要ります。
マンションでは、跳ぶ動きの多いジャンルを避けるか、振り付けの確認だけを家で行う、といった工夫が必要です。
未就学児はカメラの前で30分集中し続けるのが難しいこともあるので、保護者が横で一緒に動くつもりで始めると続けやすくなります。

キッズダンススクール3社の比較

公式サイトで子ども向けの受け入れと料金を確認できた3社です。
通学のクラス、通学のマンツーマン、オンラインと出張という、形の違う3社を選びました。
比較は各社公式サイトの公開情報を2026年10月9日時点で整理したもので、金額は税込です(スポともダンスのオンラインを除く)。

サービス形態料金の目安(子ども)無料体験向いている家庭
DANCE ACADEMY EYS-Kids子ども専門のスタジオ。固定制+無料補講。全国43スタジオ入会金17,000円、月謝10,450円から(年40回)あり3歳から小学校高学年で、仲間と踊り発表の場もほしい
NAYUTAS完全マンツーマン。全国100校以上幼児から小学生 25分・月4回 月額13,200円、50分・月4回 月額22,000円あり人前が苦手な子、短い時間から慣らしたい子
スポともダンスオンラインと出張のマンツーマンオンライン月額7,700円(税表記なし)、スタジオ50分・月2回 月額13,200円あり(電話カウンセリングの後)近くに教室がない、送迎が難しい

出典: DANCE ACADEMY EYS-Kids https://www.eys-kids.com/art-college/dance/ (2026年10月9日確認)/NAYUTAS https://dance.nayutas.net/ /スポともダンス https://spotomo.com/dance/ (2026年10月9日確認)。
料金ページのURLは前掲。

DANCE ACADEMY EYS-Kids

  • 3歳から小学校高学年までが対象。未就学児はキッズリズムダンス、小学生以上はHIP-HOP、Jazz、ブレイク・アクロバット、コンテンポラリー、ハウス、ロック、テーマパーク、チアの8ジャンル(2026年10月9日確認)
  • 入会金17,000円(税込)、月謝10,450円から(税込・年40回)。金額はスタジオによって変わると記載。入会事務手数料はかからないと明記
  • 曜日と時間を固定する「固定制+無料補講」。レッスンに満足できなかった場合は講師を変えて無料で受け直せると記載。3か月ごとに発表の場があり、床はクッションフロアを採用

向いている家庭: 同じ年頃の仲間と踊らせたい家庭。
毎週同じ曜日に通える家庭。
発表の場の参加費と衣装代は公式サイトに記載がないため、体験のときに確認してください。

NAYUTAS(ナユタス)

  • 全国100校以上の完全マンツーマン。コースにキッズ・ジュニアがある
  • 幼児から小学生は1回25分・月4回で月額13,200円、1回50分は月2回12,100円・月4回22,000円。中学生は50分で月2回14,300円・月3回18,150円・月4回23,100円(いずれも税込、2026年10月9日確認)
  • レッスンが入っていない日でも追加料金なしでスタジオを無料レンタルできると記載(一部対応していない校舎あり)

向いている家庭: 人前で踊ることに抵抗がある子。
短い25分から始めたい未就学児。
入会金は料金ページに記載がなく、校舎管理維持費などの別途費用も金額が校舎ごとに異なるため、体験のときに総額を確認してください。

スポともダンス

  • オンライン(ビデオ通話)と出張(対面)のマンツーマン。講師300名から紹介し、未就学児から70代までが受講していると記載。K-POP・HIPHOP・KIDSなど他20ジャンルに対応
  • オンラインは月額7,700円(税込・税抜の表記なし)。スタジオレッスンは1回50分で月2回13,200円、月3回19,250円、月4回25,300円(税込)。入会金は通常15,000円が0円と記載(2026年10月9日確認)
  • 申し込みのあと約15分の電話カウンセリングで希望を聞き、講師を紹介してから無料体験に入る流れ。出張ではレンタルスタジオ代が別途かかると記載

向いている家庭: 近くに子ども向けの教室がない家庭。
送迎の時間が取れない家庭。
料金は年齢共通の表なので、子どもの場合の時間や回数の組み方は電話カウンセリングで相談してください。

公式サイトで無料体験を確認する

3社のほかにも、地域のダンススタジオやフィットネスクラブの併設教室に子どもクラスがあることは多く、月謝はETCダンススクールのように月額1万円を切る例もあります。
エイベックス・ダンスマスターのような併設型は、公式サイトに料金表がなく、会費は受け入れ側の施設ごとに決まります(2026年10月9日確認)。
併設型を候補にするなら、通う施設の会費ページを開いてください。
大人も含めたスクールの種類と料金体系はダンススクールの選び方で詳しく比べています。

向かない家庭と、申し込み前の注意点

ダンススクールが合わない家庭もあります。
先に書いておきます。

  • 短い期間で目に見える成果を求める家庭。上達の速さは、通う回数、家での練習、子どもの運動経験で変わります。何か月でどうなるかを言い切れる教室はありません
  • 決まった曜日に送迎できない家庭。クラス制は曜日固定が多いので、マンツーマンやオンラインのほうが合います
  • 発表会の費用や準備を負担に感じる家庭。全員参加の教室は避け、参加を選べる教室を選んでください
  • 子ども本人が乗り気でない場合。保護者が先に決めると、体験の時点で嫌がることがあります。動画を一緒に見るなど、子どもが興味を持つきっかけを先に作ってください

申し込み前の注意点も3つあります。
1つ目は料金の確認日です。
この記事の金額も含め、まとめ記事の数字は確認した日のものです。
NAYUTASの公式サイトには、2026年5月1日付で「レッスン料金改定のご案内(2026年8月度より)」というお知らせが出ていました(2026年10月9日確認)。
2つ目は税の表記です。
公式サイトでも税込と税抜が混在し、スポともダンスのオンラインのように表記がないページもあります。
3つ目はキャンペーンの期限です。
入会金0円や月謝の無料期間は、期限や条件が変わることがあります。
EYS-Kidsの公式サイトは、2026年10月9日確認時点で「月会費3ヶ月無料」の入会特典を10月31日までと表示していました。比べるときは「入会金+入会時の費用+月謝×12か月+発表会関連の費用」の総額で並べてください。

よくある質問

男の子でも通えますか

通えます。
NAYUTASとスポともダンスは、公式サイトに性別の限定を書いていません(2026年10月9日確認)。
EYS-Kidsを含め、教室やクラスによって男女の比率は違うので、気になる場合は体験のときにクラスの様子を見てください。
男女でクラスを分けているか、同じクラスで踊るかも、体験の申し込み時に聞けば分かります。

運動が苦手な子でも大丈夫ですか

初級や未就学児のクラスは、音に合わせて体を動かすところから始まるので、運動が得意かどうかは入会の条件になっていません。
気になるのは、周りの子と比べて本人が落ち込まないかです。
人数の多いクラスが合わないと感じたら、マンツーマンで基本の動きに慣れてからクラスに移る順番もあります。
NAYUTASの25分のレッスンのように、短い時間から始められる形を選ぶのも一つの方法です。

親が付き添う必要はありますか

教室によって違います。
通学のクラスでは、レッスン中は保護者が外で待つ、見学スペースから見る、送り迎えだけ、などの形があります。
オンラインで未就学児が受ける場合は、機器の操作や画面の位置合わせがあるので、保護者が近くにいるほうが進めやすくなります。
付き添いの決まりは公式サイトに書かれていないことが多いので、体験の申し込みのときに確認してください。

途中でやめたくなったらどうすればいいですか

まずはジャンルやクラスを変えられないか相談してください。
扱うジャンルが多い教室なら、教室を変えずにクラスだけ移れます。
EYS-Kidsのように、レッスンに満足できなかった場合に講師を変えて受け直せる仕組みを公式サイトに書いている教室もあります。
退会の手続きの期限(何日前までに申し出るか)は教室ごとに決まっているので、入会のときに確認しておくと、やめるときに慌てずに済みます。

ダンスを始めるのにふさわしい年齢はありますか

国が定めた年齢はありません。
教室の受け入れは3歳から4歳が多く、ベネッセ教育情報の保護者アンケートでは、初めての習い事として水泳、体操、サッカー・フットサル、ダンス、空手などの運動系を合計すると54%でした。
何歳で始めるかは、子どもが興味を持ったときと、家庭が送迎と費用を続けられる時期が重なったときが目安です。
ダンス以外も含めた年齢別の始め方と費用は習い事は何歳からか(0から6歳の開始年齢と費用)にまとめています。

出典: ベネッセ教育情報「習い事、何歳から始めてる?初めての習い事やきっかけは?【保護者のホンネ】」 https://benesse.jp/kosodate/202403/20240307-1.html (調査期間2024年1月16日から1月22日、全国、有効回答947名のWEBアンケート。
2026年10月9日確認)

まとめ

子どものダンススクール選びは、次の順で進めると迷いません。

  • 受け入れの下限は3歳から4歳が多い。年齢より、通える曜日と回数を先に決める
  • 最初のジャンルは、子どもが踊りたいものを優先。決まっていなければ基本を広く扱うクラスから
  • 月謝は通学のグループで月1万円前後、マンツーマンで月2万円台が目安
  • 1年目は入会金と入会時の費用を足した総額で比べる。今回の試算では約10万円から26万円台
  • 発表会の参加費・衣装代・チケット代は公式サイトにないことが多い。体験のときに6つの質問で聞く
  • 送迎が難しければ、オンラインや出張という選択肢もある
  • 体験を2つ以上受け、子どもの反応と家庭の負担の両方を見て決める

この記事の料金は、各出典行に書いた日に公式サイトで確認したものです。
改定やキャンペーンの終了で変わるため、申し込む前に公式サイトで最新の金額と条件を見てください。
保護者自身もダンスを始めてみたくなった場合は、大人の初心者向けダンススクールの選び方で、体力や人目の不安への向き合い方をまとめています。

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