ヨガインストラクターに国家資格はありません。
教えるために法律上の資格は要らず、実際に取られているのは民間資格です。
その中でいちばん名前が通っているのが、全米ヨガアライアンス(Yoga Alliance)のRYT200。
資格の種類と発行団体、200時間に何が入っているか、公開されている受講料の幅、認定校の見分け方までを公開情報だけで整理します。
この記事でわかること
- ヨガの資格が民間資格である理由と、資格の種類・発行団体
- RYT200の取得条件と、200時間のカリキュラムに定められた時間配分
- 受講料の幅(公開されている195,000円から598,070円まで)と、別途かかる費用
- オンライン完結が認められる範囲と、同時双方向で最低30時間という決まり
- 申し込み前に確認する7項目と、取得後に必要になる指導時間
ヨガインストラクターの資格は民間資格(国家資格はない)
ヨガインストラクターに、国家資格はありません。
認定NPO法人日本ヨガ連盟は公式サイトで「日本ではヨガのインストラクターには国家試験や統一された規格の資格は存在しません。」と書いています。
資格がなくても教えること自体は禁じられていません。
それでも養成講座に通う人が多いのは、教える範囲の知識を独学で組み立てにくいからです。民間資格の値打ちは、その資格が定めるカリキュラムの中身にあります。
名前より先に、何時間で何を学ぶ決まりかを見てください。
国家資格がある仕事と比べると、違いがはっきりします。
日本語教師は2024年4月に国家資格「登録日本語教員」へ切り替わり、国が登録した養成機関の課程、試験、登録申請という一本の道筋が決まりました。
講座が違っても、最後に得られる資格は同じです。
ヨガにはその仕組みがないので、講座ごとの中身の差が、そのまま身につくものの差になります。
国家資格側の組み立て方は日本語教師養成講座の選び方にまとめているので、資格の種類で迷っている人は比べてみてください。
全米ヨガアライアンスの6つの資格
Yoga Allianceはアメリカの非営利団体で、養成校(RYS)と指導者(RYT)を登録しています。
「全米ヨガアライアンス認定」とある講座は、この登録校の講座です。
指導者側の資格は6種類。
| 資格 | 必要なトレーニング | 必要な指導経験 |
|---|---|---|
| RYT 200 | RYS 200での200時間 | なし(Teaching Requirements: None) |
| RYT 500 | RYS 500の500時間、またはRYS 200の200時間+RYS 300の300時間 | 修了後100時間以上 |
| E-RYT 200 | RYS 200での200時間 | 修了後2年以上かつ1,000時間以上 |
| E-RYT 500 | 500時間(4年以上の指導を経て) | 合計2,000時間 |
| RCYT(キッズ) | RYS 200の200時間+RCYSの95時間 | キッズヨガで30時間以上 |
| RPYT(マタニティ) | RYS 200の200時間+RPYSの85時間 | マタニティヨガで30時間以上 |
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出典: Yoga Alliance「Standards for Registered Yoga Teachers」 https://yogaalliance.org/wp-content/uploads/2025/05/Standards-for-RYT-Credentials_NB22my-.pdf (2026年9月確認)
RCYTとRPYTはRYT200の上に乗る専門資格で、RYT200の登録が先。
RYT500から上は講座を受けるだけでは足りず、指導した時間が条件に入ります。
日本の団体が発行している資格
国内の団体も独自の認定を出しています。
名称と発行団体、公開されている料金だけを挙げます。
優劣は公開情報からは判断できません。
- 一般社団法人日本ヨガインストラクター協会(JYIA)/マスターコース3級、アドバンスコース2級、シニアコース1級。入学金54,000円(税込)、セットコース1が580,000円(税込)。通学・オンライン共通料金
- 日本統合医学協会/メディカルヨガインストラクター養成コース。修了でメディカルヨガインストラクター、心理カウンセラー、クリニカルアロマインストラクターの3資格。ハイブリッド学習250,800円(税込)+入学金33,000円、期間は約4ヶ月
- 認定特定非営利活動法人 日本ヨガ連盟/同連盟の認定制度。取得までは「一般的には取得所要期間は2ヶ月から6ヶ月(所要時間による)」と説明
出典: JYIA https://www.jyiayoga.jp/course_fee/ / 日本統合医学協会 https://www.medical-aroma.jp/course/course02.php / 日本ヨガ連盟 https://www.npo-yoga.com/about_yoga/yoga-instructor.html (2026年9月確認)
迷ったら資格の格ではなく使う場面で選んでください。
RYTは海外でも通じる登録制度。
国内団体の資格は、その団体の認定教室や講座体系と結びついています。
働きたいスタジオが決まっているなら、そこの募集要項を先に読むのが早い判断材料です。
通う側の教室選びはヨガ教室の選び方にまとめています。
RYT200とは(200時間に何が入っているか)
RYT200は、Yoga Allianceに登録された養成校(RYS 200)で200時間のトレーニングを修了した人が登録できる、指導者の資格です。
公式基準の条件はこうです。
- 取得条件は、RYS 200での200時間のトレーニング修了
- 指導経験の要件はない(Teaching Requirements: None)
- 複数のトレーニングを合算して200時間にはできない
- 登録の費用は申請料50ドルと年会費65ドルで初年度115ドル。2年目以降は年会費65ドル
- 会員の継続には倫理規定への同意と継続教育(Continuing Education)の履修が必要
カリキュラムの4分野と時間配分
2020年2月27日から適用の新基準で、RYS 200のカリキュラムは4つの教育カテゴリーに整理されました。
時間数が定められているのはこの4つです。
| 教育カテゴリー | 時間 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Techniques, Training and Practice(技術・訓練・実践) | 75時間 | アーサナ、プラーナーヤーマ、瞑想、マントラ |
| Anatomy and Physiology(解剖学・生理学) | 30時間 | 身体の構造と機能、呼吸法が身体に与える影響 |
| Yoga Humanities(ヨガ人文学) | 30時間 | ヨガの歴史・哲学・倫理 |
| Professional Essentials(専門的必須事項) | 50時間 | 指導法、実習、賠償責任保険や同意書などの実務 |
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出典: Yoga Alliance「Standards for Registered Yoga Schools」(以下RYS基準) https://yogaalliance.org/wp-content/uploads/2025/05/Standards-for-RYS-Credentials_NB22my-.pdf (2026年9月確認)
足すと185時間。
200時間との差である15時間の配分について、RYS基準のRYS 200の章に指定はありません。カリキュラム表を見比べるときは、この余白に何を入れているかを見ると各校の色が出ます。
教える人にも決まりがあります。
200時間のうち150時間はリードトレーナーが担当し、そのリードトレーナーはE-RYT 500の保持者でなければなりません。
講師紹介ページにこの肩書きがあるかを見てください。
オンラインはどこまで認められているか
Yoga Allianceは、講座の形式を全面対面、全面遠隔、その混合のいずれでも認めています。
条件が1つ。
プログラム時間の15パーセント以上を同時双方向(教師と生徒が同じ時間にオンラインで集まり、その場でやり取りする形式)で実施することです。
最低時間はRYS 200が30時間、RYS 300が45時間、RYS 500が75時間、RCYSが14時間、RPYSが13時間。
動画を見るだけの200時間では、Yoga Allianceの基準を満たしません。録画教材が中心の講座では、30時間ぶんの同時双方向をどう組んでいるかを申し込み前に確認してください。
RYT200の費用相場(公式サイトが公開している金額)
Yoga Allianceは受講料を「Schools set their own tuition, ranging from $1,500 to $5,000+」と説明しています。
学校が自分で決める設定で、1,500ドルから5,000ドル以上まで幅がある、という書き方です。
日本で料金を公開しているスクールを並べます。
| スクール(コース) | 形式 | 受講料 | 時間の内訳 |
|---|---|---|---|
| ぼっこ(オンライン併用RYT200) | 動画+ZOOM+対面実習 | 195,000円(税込) | 動画170時間、ZOOM6時間、対面実習4日間24時間 |
| ぼっこ(対面) | 対面 | 420,000円(税込) | 200時間 |
| アンダーザライト(一括受講 動画プラン) | 動画 | 399,999円 | 200時間 |
| アンダーザライト(一括受講 対面プラン) | 対面・週末開催 | 499,999円 | 200時間 |
| ヨギー・インスティテュート | 通学+オンデマンド | 543,700円(税込598,070円) | 139時間+オンデマンド教材61時間 |
| MAJOLI | 合宿/留学/動画 | 公式サイトで確認 | 公式サイトで確認 |
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出典: ぼっこ https://bokko.yoga/list / アンダーザライト https://underthelight.jp/pages/ryt200 (表示価格。
税区分の記載は確認できず)/ ヨギー https://yoggy-institute.com/yoga/course-yoga/200hour (2026年9月確認)
編集部で1件ずつ公式サイトを開いたところ、受講料をページに出すスクールと、説明会や資料請求でしか案内しないスクールに分かれました。公開されている範囲では195,000円から598,070円(税込)までで、講師と同じ場所で過ごす時間が長いプランほど高くなります。
同じぼっこでも、オンライン併用195,000円と対面420,000円で倍以上の差があります。
受講料のほかにかかるもの
- Yoga Allianceへの登録料/初年度115ドル、2年目以降は年会費65ドル。受講料には含まれません
- 対面実習の交通費と宿泊費/開催地が遠いと数万円単位で乗ります。合宿型は宿泊費が受講料に含まれるかを要確認
- 再受講・振替の費用/欠席したときの扱いは学校ごとに違います
割引価格を見たら、適用条件と期限をページ内で確認してください。
通常価格と割引価格の両方を出す学校が多く、申込時期で総額が変わります。
割引後の金額を書き出してから比べてください。
オンライン完結・併用・合宿、どれを選ぶか
形式の違いは、学ぶ内容よりも「同時双方向の30時間をどこで作るか」の違いです。
ここが生活との相性を決めます。
| 形式 | 同時双方向の作り方 | 必要なまとまった休み | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| オンライン併用 | ZOOMと短期の対面実習に分ける | 実習の日数ぶん(例: 4日間) | 働きながら少しずつ進めたい人 |
| 通学(週末開催) | 毎回の授業で作る | 週末が数ヶ月ふさがる | 決まった曜日に通う形が続く人 |
| 合宿・留学 | 滞在中にまとめて作る | 連続した2日から数週間 | 短期集中で終わらせたい人 |
| オンライン完結 | すべてライブ受講で作る | 不要(時間帯の確保は必要) | 近くに認定校がない人 |
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実例で見ると早いです。
ぼっこのオンライン併用RYT200は、ZOOM相談会6時間と対面実習24時間で合計30時間。
RYS基準が求める最低30時間と数字が一致します。
編集部が数えて気づいた点で、講座ページにその説明があるわけではありません。内訳を時間まで公開している講座なら、この計算を自分でできます。
まずは費用と日程が載った資料を1つ取り寄せて、予定表に実習の日を置けるか試すのが早い進め方です。
養成スクールを申し込む前に確認する7項目
説明会の雰囲気で決めると、後から条件の違いに気づきます。
次の7つは公式サイトと説明会で確かめられます。
- Yoga Allianceの登録校(RYS)か/最優先です。登録校でない講座を修了しても、RYT200としては登録できません。公式サイトのSchool Directoryで学校名を検索します
- リードトレーナーが誰か/E-RYT 500の保持者で、200時間のうち150時間を担当する決まりです
- 同時双方向の30時間をどう作るか/動画・ライブ授業・対面の時間を分けて聞きます。内訳を出せる学校ならその場で答えられます
- 対面や実習の開催地と日程/ぼっこは全国18都市(札幌、仙台、東京、千葉、埼玉、横浜、静岡、浜松、名古屋、岐阜、滋賀、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、熊本)で実習を開催
- 受講期限と、休んだときの扱い/ぼっこは「ぼっこでは、RYT養成講座に受講期限を設けておりません」と明記。期限がある学校は延長の可否と費用まで確認します
- 返金と分割払いの条件/ぼっこは「養成講座にご満足頂けない場合は、お支払金額から返金手数料の16,000円を差し引いた金額をご返金します。」と公開しています
- 卒業後のサポートの中身/ヨギー・インスティテュートは卒業生にスタジオ・ヨギーのインストラクターオーディションを優先案内すると記載。具体を聞いてください
出典: ぼっこ https://ryt-bokko.com/ / ヨギー https://yoggy-institute.com/yic200ryt/ (2026年9月確認)
説明会・資料請求で聞く4つの質問
- 200時間の内訳は、動画・ライブ授業・対面・課題で何時間ずつですか
- リードトレーナーはどなたで、そのうち何時間を担当しますか
- 実習に出られない日ができたとき、振替はできますか。追加費用は
- 受講料に含まれないものは何ですか(登録料、教材、交通費、宿泊費)
RYT200・RYT500・RPYT・RCYT養成講座の比較
取得できる資格の順で並べます。
RYT200が入口で、その先に上位資格のRYT500と、専門資格のRPYT・RCYTがあります。
| 講座 | 取得できる資格 | 形式 | 受講料 | 入口 |
|---|---|---|---|---|
| ぼっこ オンライン併用RYT200養成講座 | RYT200 | 動画170時間+ZOOM6時間+対面実習24時間 | 195,000円(税込) | 無料資料請求 |
| MAJOLI RYT200講座 | RYT200 | 国内リトリート合宿/海外ヨガ留学/オンライン動画 | 公式サイトで確認 | 無料オンライン説明会 |
| ぼっこ RYS300アドバンストトレーニング | RYT500(RYT200と合わせて) | オンライン完結・300時間 | 395,000円(税込) | 無料資料請求 |
| ぼっこ RPYT養成講座 | RPYT(マタニティ) | オンライン完結・85時間 | 157,500円(税込) | 無料資料請求 |
| ぼっこ RCYT養成講座 | RCYT(キッズ) | オンライン完結・95時間 | 169,500円(税込) | 無料資料請求 |
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出典: 各公式サイトの公開情報を2026年9月時点で整理(ぼっこ https://bokko.yoga/list 、MAJOLI https://majoli.jp/ )。
料金・内容は変更される場合があります
ぼっこ オンライン併用RYT200養成講座
- 受講料195,000円(税込)。内訳は動画視聴170時間、ZOOMメンターシップ相談会6時間、対面実習4日間24時間
- 公式サイトに「2022年5月ぼっこは全米ヨガアライアンスRYTフルスクールとなり」と記載。RYS200、RYS300、RPYS、RCYSの認定校
- 受講期限なし。30日返金保証を掲げ、返金手数料16,000円を差し引いた金額を返金と明記。対面実習は全国18都市
向いている人: 働きながら進めたい人。
受講料と時間の内訳を先に数字で確かめたい人。
MAJOLI(マジョリ)のRYT200講座
- 運営は株式会社MAJOLI。公式サイトに「全米ヨガアライアンス協会 公式認定 RYS(Registered Yoga School)」と記載
- コースは3つ。国内リトリート合宿とオンラインの組み合わせ、海外ヨガ留学、おうちでヨガ資格 動画コース
- 合宿はオンライン学習1〜3ヶ月と2〜4日間の滞在を組み合わせる構成。受講料の掲載はなく無料オンライン説明会での案内。支払いはクレジットカード決済、銀行振込、分割払い
向いている人: 短期集中で終わらせたい人。
合宿や海外での取得も含めて比べたい人。
ぼっこ RYS300アドバンストトレーニング(RYT500へ)
- 受講料395,000円(税込)。300時間、オンライン完結。RYT200と合わせたセットは575,000円(税込)で500時間
- RYT500の登録には、RYS 200またはRYS 500の修了後に100時間以上の指導経験が必要(Yoga Alliance基準)
- 公式サイトに「受講期限がなくなります」「30日返金保証となっています。理由の如何を問わず、ご解約頂けます」と記載
向いている人: RYT200を取り終えて、教えながら次の段階へ進みたい人。
ぼっこ RPYT養成講座(マタニティヨガ)
- 受講料157,500円(税込)。85時間、オンライン完結。対面プランは275,000円(税込)
- 内訳は「55時間の動画視聴(24時間可)、20時間のオンライン模擬レッスン実習(1回2時間、多くの枠の中から10回選択)、10時間のご自宅もしくは近隣で出来る課題の計85時間」と記載
- RPYS(Registered Prenatal Yoga School)の認定校。「RPYTの登録にはRYT200の登録が必要」とも明記
向いている人: RYT200のあとに専門分野を持ちたい人。
産前産後の指導に関わりたい人。
ぼっこ RCYT養成講座(キッズヨガ)
- 受講料169,500円(税込)。95時間、オンライン完結。対面プランは295,000円(税込)
- 公式サイトに「ぼっこのオンラインRYT講座が全て無期限になりました」と記載。30日返金保証も明記
- RCYTの登録には、RYT200の登録に加えてキッズヨガで30時間以上の指導経験が必要(Yoga Alliance基準)
向いている人: 子ども向けのクラスを持ちたい人。
学童や園など教える場のあてがある人。
資格を取ったあとの現実と、向かない人
需要の側を先に見ます。
スポーツ庁の令和6年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」(回答者40,000人)では、今後行ってみたい種目として「エアロビクス・ヨガ・バレエ・ピラティス」を挙げた人が9.5パーセント。
ウォーキング(32.2パーセント)、トレーニング(11.0パーセント)に次ぐ3番目でした。
この1年間に実際に行った人は6.3パーセントです。
出典: スポーツ庁「令和6年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」 https://www.mext.go.jp/sports/content/250424-spt_kensport01-000040805_04.pdf (2026年9月確認)
ただし、資格が仕事を連れてくるわけではありません。
RYT200の指導経験の要件は「None」で、資格を得た時点では人前でクラスを回した実績を持っていません。
先の資格はすべて指導した時間で決まります。
RYT500は修了後100時間以上、E-RYT200は2年以上かつ1,000時間以上、RCYTとRPYTは各分野で30時間以上。RYT200は入口の資格で、次に進む条件は教えた時間です。
教える場の作り方
- スタジオやジムに雇われる/募集要項に必要な資格が書かれています。オーディションで選ぶところもあります
- 業務委託でクラスを持つ/複数のスタジオでレッスンを受け持つ形。1本ごとの契約です
- 自分でクラスを開く/レンタルスタジオや公民館、オンライン。集客と会場費の管理が加わります
いま申し込まないほうがいい人
- 数ヶ月まとまった時間を確保できない人/動画中心でも170時間ぶんの視聴が必要です
- 対面や実習の日程を空けられない人/同時双方向の30時間は基準で決まっています。飛ばせる講座はありません
- 資格を取ること自体が目的の人/教える予定がないなら、一般クラスに通って続くかを見るほうが費用は小さく済みます
- 受講料以外の費用を計算していない人/登録料115ドル、交通費、宿泊費、教材費を足した総額で判断してください
ヨガインストラクターの資格についてよくある質問
ヨガ経験が浅くてもRYT200は受けられますか
Yoga Allianceの基準に、受講前の経験年数の要件はありません。
取得条件はRYS 200での200時間の修了だけです。
受け入れ方針は学校ごとに違い、ぼっこは「全くのヨガインストラクター未経験受講者を想定しております」と説明しています。
未経験でも受けられる学校かを説明会で確認してください。
オンラインだけでRYT200は取れますか
形式としては認められています。
ただしRYS 200は最低30時間を同時双方向で行う決まりなので、録画動画を見るだけの200時間では基準を満たしません。
「動画のみ」と書かれた講座では、ライブ授業がどこに何時間入っているかを聞いてください。
どのくらいの期間で取れますか
学校とプランで変わります。
日本ヨガ連盟は一般論として「取得所要期間は2ヶ月から6ヶ月(所要時間による)」と説明。
MAJOLIのリトリート合宿はオンライン学習1〜3ヶ月と2〜4日間の滞在、ぼっこは受講期限を設けていません。
短期で終えたいなら合宿型、時間が読めないなら期限のない講座が向きます。
資格を取ったらすぐクラスを持てますか
RYT200に指導経験の要件はないので、修了した時点で指導実績はゼロです。
採用は各スタジオの条件によります。
最初の指導時間をどこで作るかを受講中から考えておくと、修了後が早くなります。
毎年お金はかかりますか
かかります。
Yoga Allianceの年会費が65ドル、初年度は申請料50ドルを足して115ドルです。
継続には年会費のほかに継続教育の履修と倫理規定への同意が求められます。
登録を続けない選択もできますが、その場合はRYTの肩書きを名乗れなくなります。
まとめ
ヨガインストラクターの資格選びで押さえる5点
- 国家資格はない。実際に取られているのは民間資格で、名前が通っているのはRYT200
- RYT200の条件はRYS 200での200時間の修了だけ。指導経験の要件はない
- カリキュラムは4分野で、基準が定める時間は75・30・30・50の合計185時間
- オンライン完結も認められるが、RYS 200は同時双方向で最低30時間
- 公開されている受講料は195,000円から598,070円(税込)まで。別途、初年度115ドルの登録料
最初にやることは2つです。
気になる学校がYoga Allianceの登録校かを確かめること、200時間の内訳を数字で出してもらうこと。
ここに答えられる学校なら、あとは日程と費用の比較で決められます。迷っている時間より、資料を1つ取り寄せて予定表に実習日を置いてみるほうが早く決まります。